服とはまるで鍵のようなものだ
服を着ることで何かを抑え込んでいるような、そんな気がする
それは何かと問われるならば
欲
ではなかろうか
簡単に言えば、理性を服に置き換えて身に纏っているようなものだ
さて、あなたのその理性を1枚1枚丁寧に脱がし、徐々に見えてくる欲を解錠していく
全て解錠したとき、ズル剥けの欲がドロリと溢れ出す
その瞬間、一瞬を見逃さない
気づいたら僕は不敵な笑みを浮かべ、口角も上がっていることだろう
その欲はなんて美味しそうなのだろうか
骨の髄まで味わい尽くしたくなる
止めどなく溢れるその欲はもはや理性の鍵では抑えられない
あなたは何も怖がることもなければ遠慮することもない
禁断の鍵を開けてしまったのは僕なのだから
身を任せてほしい
その欲を飲み干してみせるさ
ついつい隅々まで飲み干しすぎてしまうかもしれないが
まあ、それも仕方あるまい
全てが終わったら元通り鍵をかけよう
僕以外の誰も解錠できない魔法をかけて
santuario三陰
三陰の写メ日記
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【理性の鍵】三陰