いい男の定義ってのは人それぞれで、いくつかあるが、ここでは俺が考えるいい男の定義を話していこうと思う
髭面でスーツが似合い、酒をほどよく嗜む
確かにいい男だ
いい男ではあるが本質はそれじゃねぇんだ
ひとつ、人間的な厚みがあること
ひとつ、こどもであること
ひとつ、女に優しいこと
人間的な厚みがあること
人間的な厚みってのは言わば経験値、引き出しの多さだ
どれだけの事を経験してきたかが重要になる
我らが代表も、人としての厚みについては常日頃熱弁してくれている
聞くにつけ、ごもっともだと首を縦に振る以外はできない
厚みのある人間は話していて楽しい
纏う雰囲気、オーラってのが違うんだ
その雰囲気に触れると、その人の人生を疑似体験しているような感覚になり、聞き手も呑み込まれていく
もちろん、いい意味でだ
そしてこればかりは、顔が良いだけで纏えるものではない
逆に言えば、誰でも纏うことはできるってわけだ
なぜなら経験だから
様々な経験を経て人間として厚くなり、思考を重ねることでそれが加速する
厚い男は飽きない
だからいい男の定義に俺は入れた
こどもであること
分かるような分からないような感じだろう
これは女性から見た視点で語るが、こどものように無邪気な男に母性本能がくすぐられるんじゃあねぇか?
自覚はなくとも、そういう男に悪い印象はないだろうよ
だがな、ここで気をつけてぇのは、馬鹿はだめだ
こどもであることと馬鹿は似て異なる、まったく別物、とんでもねぇ別物
こどもには母性が働くが、馬鹿に対しては躾、教育者へと気持ちが変わっちまう
誰が手前のためにわざわざ教育しなければならないのか
要は、大人である我々男どもはよ、こどもでありながら賢さも兼ね揃えてなければならねぇってこった
好奇心旺盛で何事にも興味を持ちキラキラと目を輝かせる、が、事の善し悪しは判断できる
それがいい男たるひとつの魅力なんだ
女に優しいこと
漠然としているがこれからその中身を話そう
優しい=甘やかす
ではないんだ
女性として尊重した上で、敢えて意見することも時に重要ってことだ
本当の優しさってのは相手に意見できるかどうか、お互いの仲を深めるためにぶつかる事ができるかどうか
女性は賢い、男より、はるかにな
だからよ、ぶつかって感情的になっても女性は心の中でそれを分かってるもんさ
そこに男は気づけるか
でもよ、甘やかすとその賢さってのが無くなっちまうんだ
賢さが無くなるとどうなる?
ワガママになる
ワガママになるとどうなる?
男は面倒くさがって離れていく
そうなると、女性は涙する
なんで?どうして?ってな
そもそもは原因が男にあるのに、あたかもワガママな女のせいだと言わんばかり
とんでもねぇ
女性は感情的、男は合理的
よく聞く言葉だよな
悲しい別れをする時はこれが逆になっていると思わねぇか?
それならよ、笑顔でいるために、男が常に女性の気持ちを合理的に考えて接するのが優しさだろうて
そのためにぶつかるのも仕方ねぇってことだ
女性の感情的と男の合理的はひっくり返しちゃならねぇんだ
まだまだいい男の定義はあるだろうし、異論もあるだろう
そりゃ当たり前だ
上に書いたこれらは、こいつはこんな風に思ってんだなって軽く受け止めてくれたらいい
自分なりの「いい男の定義」があればそっと聞かせてくれ
良い一日を
santuario三陰
三陰の写メ日記
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【いい男の定義】三陰