とはいえ、そうはいっても人間は動物の一種で、感情に左右される生き物ですよね。
理性的に正しいことでも好き嫌いで判断してしまうことは往々にしてありますし、それが必ずしも悪い事だとは思いません。
有名なマシュマロの実験を紹介します。4歳の子供を対象に、部屋にマシュマロを置き『食べないように』ということで取り残した子供の中で、我慢できずにマシュマロをを食べてしまった子供と食べなかった子供がいました。その後の追跡調査で、後者の子供の方が学業や人生に対する幸福度が高かったそうです。つまり理性を使うことで、長期的に自分にとって正しい方向に向かうことができるという一例です。
人生100年時代、長期戦です。目先に起こる物事に右往左往していたら、それこそ10年後に後悔しないとしても30年後に後悔することがあるかもしれません。 僕は後悔しない自分を偽って、選択した道を正当化するようなセラピストにはなりたくありません。
だからこそ、「この選択は本当に自分にとってベストと言えるのか？？」
こちらをセラピストの僕自身でも意識して活動したいと思います。
P.S.
ちなみに僕は昨日ランチメニュー選びで後悔したばかりです。
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千歳（@sant_chitose）
