クラフトビールにはどんな種類があるのか、
知らない人も多いと思うので
事前にまとめておきます。
1. ラガー系(下面発酵)
ラガー系ビールは、低温でじっくり発酵させるのが特徴。すっきりした味わいのものが多い。
・ピルスナー(Pilsner)
軽やかで爽快、ホップの苦味と香りが特徴。
代表例: チェコの「ピルスナー・ウルケル」
・ヘレス(Helles)
ピルスナーよりも苦味が穏やかで、やや甘みのある麦芽風味。
代表例: ドイツの「アウグスティナー・ヘレス」
・ドルトムンダー(Dortmunder)
ヘレスとピルスナーの中間的な味わい。バランスが良く飲みやすい。
・ボック(Bock)
アルコール度数が高めで、コクのある麦芽の甘みが特徴。
2. エール系(上面発酵)
エール系は、常温に近い温度で発酵させるため、フルーティーな香りや味わいが豊か。
・ペールエール(Pale Ale)
ホップの香りと苦味が特徴。バランスの取れた味わい。
代表例: イギリスの「バス・ペールエール」
・IPA(インディア・ペールエール)(India Pale Ale)
ホップを大量に使い、強い苦味と華やかな香りが特徴。
アメリカンIPA、イングリッシュIPA、ヘイジーIPA(濁った見た目でジューシー)など種類も豊富。
・ポーター(Porter): 焙煎麦芽の香ばしさと甘みが特徴。
・スタウト(Stout): ポーターよりさらに濃厚で、ギネスなどが代表的。
・ヴァイツェン(Weizen): バナナのような甘い香りと柔らかい口当たり(ドイツ)
・ベルジャンホワイト: コリアンダーやオレンジピールを加えた爽やかな味わい(ベルギー)
・セゾン(Saison)
フルーティーでスパイシーな香り。発酵由来の複雑な味わいが特徴。
3. 特徴的なビール
・バーレイワイン(Barley Wine)
アルコール度数が高く、ワインのように熟成を楽しむ濃厚なビール。
・サワーエール(Sour Ale)
酸味が強く、フルーツや乳酸菌を使うことが多い。ランビックやゴーゼなどのスタイルがある。
・フルーツビール
ベルギーの「クリーク(チェリー)」や「フランボワーズ(ラズベリー)」など、果実を加えた甘酸っぱいビール。
ああ、今日の呑み会楽しみ!
santuario大阪 永士
永士の写メ日記
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【利き酒シリーズ第三弾 クラフトビール編】永士