9.11同時多発テロの被害者と遺族に
保証金を渡す為に
尽力した弁護士たちの実話の映画です。
それぞれの被害者や遺族への
補償金「命の値段」を
算定する側と算定される側の
心情的なすれ違いが描かれてます。
「なのに、あの人はもういない」
冒頭に出てくるフレーズが印象的でした。
夫婦の夢、計画があったのに
いつも通りに飛行機に乗ったはずだったのに
就職が決まってこれから働くつもりだったのに
突然、愛する人を亡くした方の
その心情は想像もできません。
「命の値段」をつけられて
一体それがいくらだと納得できるのか。
弁護士と遺族のすれ違いを
どう乗り越えるか。
理論的でルールに則った思考も
効率的で物事をスムーズに
運ぶことができるけれど
時として、
そんなことは置いておくことが大事で
人と人は敬意と誠意を示し
向き合うことでこそ
歩み寄れるということを教えてくれた。
santuario永士
永士の写メ日記
-
「WORTH 命の値段」永士