「おばあちゃんがおっぱい触らせてる〜」
この広告を見た
高校生くらいの女の子が言った。
主人公の女性が
「茶飲友達(ティー・フレンド)」という
連絡してきた男性へ
高齢女性を派遣する
高齢者専門の売春クラブを設立する。
依頼する高齢男性たちは
孤独や寂しさを抱えて行き場がなく
女性を呼ぶ。
派遣される女性たちは
介護疲れやギャンブル依存、
さまざまな事情を抱ている。
一方で茶飲友達を運営する若者たちも
それぞれに生きづらさを抱えていた。
作中の主人公の母親の
「正しく生きることだけが幸せ」
という言葉に考えさせられた。
主人公も厳しい母親のこの言葉に
抑圧されて苦しんでいた。
本当にそうなのか、
そもそも何が正しいのか。
女風業界も
ユーザーさん、セラピスト、運営
それぞれの立場でそれぞれの人に
背景やバックボーンがあって
女風に関わっている理由がある。
この業界に関わっていることが
この業界から離れた人から見ると
正しくないと言われることがあるなんて
全員が百も承知。
葛藤、不安、孤独、
罪悪感、恐怖感、劣等感、
色んなものを背負ってる人が
綺麗事だけじゃ
自分の求める幸せは手に入らないと
勇気を持ってこの世界にいる。
だからこそ
この業界に関わる全ての人にとって
尊い世界でありたいと思った。
賛否両論は絶対にある作品だし
どこに賛同してどこを否定するかも
人によって違うと思う。
それが面白い。
女風に関わる全ての人が
色々感じることができる映画なので
是非観て欲しい。
santuario永士
永士の写メ日記
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海沙代表にオススメされた「茶飲友達」永士