叔父(母親の妹の旦那さん)が
4コマ漫画を描き続けている。
昔からいろんな地域で開催される
漫画コンテストに応募したり、
出版社に原稿を送り続けていた。
ある県のコンテストには
毎年応募していて、
その度に優秀賞を頂いていたけど
本人は最優秀賞を目指すといって
その後も毎年送り続けていた。
並行してインスタの投稿を始めた。
といっても叔父は
もうすぐ70歳になるじいさんなので
叔父が漫画を描いて、
僕がインスタに投稿する形でスタートする。
少しずつフォロワーも増えていき
叔父は同じように漫画好きな人と
DMで交流したり、
たまには会ったり(叔母は妬いてた)して
今でも僕に会う度に
「インスタ初めてほんまに良かったわ〜」
と楽しそうに言う。
そんなことをコツコツ続けていた
2年前のある日、
叔母が家に帰ったら
叔父が1人で号泣していたらしい。
例の毎年応募し続けていたコンテストで
最優秀賞を獲った。
長年描き続けてきた執念に加えて
インスタで若い人たちと接して
刺激を受けて試行錯誤した結果が
最優秀賞に繋がったと本人は言ってた。
今はインスタをお休みして
長年の夢である
出版社のコンテストでの受賞に向けて
原稿を送り続けている。
普段あまりメールはして来ない叔父だけど
昨日は珍しくメールが来た。
ある誰もが知ってる出版社のコンテストで
入選したらしい。
じいさんの執念と創作意欲にしびれた。
santuario永士
永士の写メ日記
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描き続ける執念と創作意欲永士