【先輩と電マの霊「南瓜とマヨネーズ」】- 実樹(東京萬天堂)- 性感マッサージ

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実樹の写メ日記

  • 先輩と電マの霊「南瓜とマヨネーズ」
    実樹
    先輩と電マの霊「南瓜とマヨネーズ」

    実樹です!



     



    おつかれさま!お菓子でも食べたら?



    じゃがりこ好き?僕は好き!



    コンビニに置いてある小さな袋のタイプのやつじゃ物足りないよねー。



    物足りる?なんだよーチェゲバラ。



    (革命がなんたるかは人それぞれ)



     



    芋好きで、マックのポテトを食べた後にじゃがりこを食うみたいなアホの食事になってる時がある。



    自炊は基本しない(できない)のだけど、子供の頃に家庭科の授業で作ってたなんか芋の料理を今度作ってみたいところ。



     



    「ディズニー行ってきたよ」と僕にポテトヘッドのオモチャをくれた女性の先輩がいた。



    カヤ先輩。



    僕と10個歳が違ったかな。



     



    カヤ先輩は当時酷いDV男と付き合っていて、とある夜には先輩から「いまこんな目に遭ってる」と青たんの写真とメッセージがきて、別の男の先輩と二人で家に迎えに行ったこともあった。



     



    カヤ先輩はDV男と別れ、逃げるように部屋を飛び出て一人暮らしを始めた。



    僕は男の先輩と「マジでよかったっすね」なんて話して、それでも落ち込んでるカヤ先輩のために原宿で三人で呑んだ。



    お開きになり、カヤ先輩は代々木に住んでたから徒歩で帰る、僕と男の先輩は山手線に乗る…としてたら、カヤ先輩から「戻ってこい」と連絡が入った。



    僕は隣でいまにも寝そうな男の先輩にめちゃくちゃ不自然な感じで別れを告げて、原宿に戻った。



    「まだ寂しい」「カラオケに行きたい」というカヤ先輩と一緒に二人でカラオケに入った。



    カヤ先輩は斉藤和義の「ずっと好きだった」を熱唱しながら泣いていた。



    おそらくこれはDV男のことを想ってか、と考えるとどこか寂しく、僕はそのあとに「人間っていいな」を歌った。



    外はすっかり明るくなっていたけどカヤ先輩が「新しいうちを見ろ」というので家にお邪魔した。



     



    カヤ先輩の家の中にはまだほとんど何もない。



    準備もせずに逃げるように家を飛び出した感がすごかったけど、空っぽのリビングの真ん中にコードで電源から繋ぐタイプのピンクの電マがポツンと置いてあった。



    一瞬「電マの霊かな?」と思ったけど、スイッチを入れるとキチンと音を立てながら床を踊るように動いた。



    僕は腹抱えて笑った。



    コイツだけは…と決死の思いで抱き抱えて家を飛び出たらしい。



     



    引っ越しのお祝いには水圧が強くなるシャワーヘッドをあげた。



     



    "自分の人生は女性の性欲や女心と決して相性悪くないはずだ"と自信を持って。



     



    君の元まで辿り着きたいと思う。



    待ってるからね。



     



    「南瓜とマヨネーズ」



    ファンシーな映画からもらう元気の種類って「素敵な世界だなぁ」だけど、この作品は「うまくいかないよなぁ」「だよね?うまくいかないよね。でもさ」って感じで、隣から優しく背中を押してくれるような、そんな作品です。



     



    実樹



    Twitter→miki_mantendo



     



    ※ワクチン1回目→9月下旬予定。ワクチン2回目→10月中旬予定。ワクチンパスポートの感覚を大事にしたい方は10月中旬まで待ってくれたら嬉しいです!






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