第02景『実樹のチ上の星』
2023年11月10日、先日!アニメ『進撃の巨人』が最終回を迎えました
国外問わず熱狂的なファンを持つモンスターアニメーション!
漫画の第1巻を初めて読んだ時の衝撃は今でも鮮明に思い出されます。
感情があるのかないのかわからない表情をした"無垢の巨人"たちが人間を追いかけ食う様はあまりにキモく、身長リヴァイの僕としては「これで高身長男子=進撃の巨人の巨人みたいでキモいって価値観で女子が染まるんじゃぁねえのかぁ!?やったぜぇ!」なんてよこしまな考えを持っていたんですが、そのあまりにもディストピアな展開に「ごめんなさいごめんなさい、もう巨人がキモいのは充分に伝わったので、漫画の中の彼らを救ってあげてください諫山先生」と泣きついて読んでました…。
僕自身これまでの人生で何度「駆逐してやる」と呟いてきたかわかりません。
使ったことのある漫画のセリフ第一位です。
「ふーん、おもしれー女」が第二位です。
そんな進撃の巨人といえば壁。
壁と言えばベルリン。
ベルリンの赤い雨といえばキン肉マン。
筋肉といえばウチの父親なんですが。
ウチの父親がマッチョすぎて同級生に笑われていた話はさておき。
教科書ワードですが『ベルリンの壁』というのを習ったことは覚えてますか?
その昔、ドイツは西ドイツと東ドイツに分かれ、その象徴として二つの国の間にそびえ立っていた壁のことです。
ベルリンの壁が崩壊した混乱の最中、国家が安定せず、政府や警察のコントロールが及ばない無法地帯が出現しました。
その空き地の中では夜な夜な、若者たちによるパーティーが開催されます。
彼らはテクノミュージックを愛し、西ドイツ出身東ドイツ出身関係なく、一つに混じり、壁の崩壊の歓びをダンスミュージックに乗って踊り、祝福しました。
この時期に生まれたテクノ文化は『ベルリン・テクノ』という愛称でカルチャーとして残り続け、今でも多くの方に愛されています。
僕はこのエピソードが大好きで壁=分け隔てているモノが崩壊する瞬間には大小あれどカルチャーが生まれるものだと信じています。
君にも壁がありますか?
どこか他人には赦さない領域がありませんか?
壁があればあるほど僕はとても楽しみになってしまいます。
その壁が壊れた時に僕と君のあいだにその壁の分だけ新しいカルチャーが生まれるからです。
快楽や性愛を文化と捉えれば、まさしくそれらかも知れません。
見たことない景色や味わったことのない感覚、これまでの常識を覆すホスピタリティゼロのラブホテルフロントの舐め腐った接客態度、今までになかった新しい文化が絶対に生まれる。
僕にも壁があります。
易々とは赦さない壁を持っています。
自分で形成しておいて、ぜひ君に壊してほしいなぁと願っています。
壁に関する夢はもう一つあります。
世の中には壁が薄すぎるラブホテルが存在します。
隣の部屋から喘ぎ声が聴こえたら、僕は壁ドンしてみたい。
壁ドンでパーカッションを奏でてみたい。
Queenの有名なやつです。
「ドン、ドン、パン。ドン、ドン、パン」
ドン、ドンを僕が担当して、隣の部屋が担当する。
もちろんパンはキンタマの音。
ドン、ドン、パン。ドン、ドン、パン。
いい具合で喘いでる女性が「私でロックユーすな!」とツッコミを入れる。
こんなことをしてみたい。
星に願いを。
酉の市で参拝を。
君のために生きてくぞ。
金曜日おつかれさま☺️
週末は雨で冷えるらしい。
スープでも飲んで会えなくてもゆっくり僕を待っていてください。
今日は
Twitterのマシュマロに届いた『実樹さんの修学旅行の思い出話も聞きたいです』そんな質問に情けない思い出を書き綴った僕は悲しみの果て。
ただあなたの顔が浮かんで消える。
そんな星
実樹
@miki_mantendo
実樹の写メ日記
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第02景『実樹のチ上の星?』実樹