第40号「MIKINOKIMI」
2022年の12月18日、初めて女の子に買ったプレゼントは黒猫のペンケースだった。
使ってるところ見たことなかった。
僕はこっそりその子にあげたものと全く同じ黒猫のペンケースを買い、学生鞄には入れず、部屋の引き出しの中に隠し持っていた。
友達と買ったギザギザしたキャラクターの缶バッジとか、友達から強奪したお洒落な安全ピンとか、小さくてちょっち大切な物をそのペンケースの中に入れてた。
きっとその子も僕と同じような理由で学校まで持ってこないんだろうなって思ってたけど、大人になってわかる。
中学生にもなって、あの黒猫のペンケースは使わんわ。
思春期全盛期に一回だけ、僕の愛猫ペンケースの中身を全部ひっくり返して、うまいこと"カポっ"と僕のアレを入れて、致そうとした時がある。
勝手ながらあの子との精神的繋がりが凝縮された細長い黒猫のペンケースは僕だけの性器的なものに感じてた。
でも直前でやめた。
こういう形であの子を汚すことはできない。
僕は正面から堂々とあの子を汚そうと誓ったまま、あの子の肌に触れるどころか近づくこともできず、その誓いは誓いで終わった。
間一髪、僕の体液から逃れた黒猫のペンケースはその後も"小さくて捨てづらい物入れ"と機能し、使わなくなったiPod miniとかそういった物がどんどん詰め込まれ、パンパンになった。
友達の大学の美祭で売ってた手作りの定規みたいなのを買って、定規は正直市販の方が信用できるな、でも捨てにくい、と思って黒猫のペンケースに無理くり入れようと、無理やり押し込んだら、破けてしまった。
その時は何の感傷もなく捨てたけど、この卍ライフで、知る、側からみれば小さな小さな出来事でも、丁寧に、大切に、クロネコヤマトに頼むときに貴重品扱いの欄を選び繊細なモノとして委託する"美念"と同じように僕みたいなゴミ漁るドラとの思い出に意味を持たせてくれる、柔らかくて鋭い感受性、そんな僕に無かった気持ちの所作を見るたびに…無感情で黒猫ペンケースを捨てた時の自分に対して、もうちょっと何かしらリアクションして、せめてティッシュに包むくらいして、ゴミ箱にポイってしろよなぁ…って後悔してます。
衛生面的にもな!w
一回僕のアレ(チン○コ)挟んでるんだから!w
クリスマスキャスの応募が来なさすぎて朝も夜も心が泣いてます
フォームは余計な情報を記載せずに済むように設けたので、どうか安心してください♂️
パンツは僕の前以外では履いてください
頑張って作ったんや
テーマ変えよかな
例文とか作ってみますが大体今日の日記みたいな感じでいいんじゃね???ね???
自分のエピソードじゃなくても知人友人痴人ネタも大歓迎なので待ってます
報われてぇ
ま、でも、なにより。
僕よりよっぽど君の頑張りが報われますように。
我想你
実樹
@miki_mantendo
実樹の写メ日記
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第40号「MIKINOKIMI?」実樹