前々から気になっていた千葉雅也著『デッドライン』を読みました。大学の修士課程に進んだ主人公が締め切り(デッドライン)に向けて修論を書きつつ、生活する様を書いた作品です。
これと言った大きな出来事が起こるでもなく物語が進んでいくのですが、自分がゲイである事を自認している主人公が他者へ向ける眼差しや心の機微が端正な文章で書かれていて、とても面白かったです。
そして作者が哲学を専門にした研究職の方なので終始難しい文体なのかなと思いきや、とても読みやすかったのも良かったですね。
『デッドライン』、オススメです。
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なおきの写メ日記
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デッドラインなおき