新大阪駅の新幹線の改札口に入った途端
人口密度が一気に放射されている
駅弁売り場は行列を作りだしていた
ずらりと並んだ弁当のサンプルを熱心に眺めてみる
駅弁を眺めているとワクワクするのは何故だろう
またこれから未知の場所へと踏み出すことへの高揚感からだろうか
サンプルを眺めながら上の4つは必ず制覇したいと思った
新幹線に飛び乗り指定席へと向う
仕事終わりに駅弁とお酒のセット
最高ではないか!
1時間もすると窓の景色が灰色の街並みから緑色へと自然豊かな景色へと変わっていく
新幹線や飛行機の密閉感が何とも好きだ
正しいタイミングなんて誰もわからない
結果今が正しいタイミングだと思っている
トンネルが増えだした
何度かトンネルをくぐり抜け、カートが席を通過していく
瞼を閉じると光が屈折し閉じたまぶたの裏側で反射されだした
僕は思わず夜空に降り注ぐ星空を想像していた
恭介の写メ日記
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星空鉄道恭介