選評とあとがき
今回はマサムネ選手権にたくさんのご投票をいただき、
あらためて感謝いたします。
ありがとうございました。
「出会い」をテーマに各々が本気で紡いだ散文詩が、
今までとは違った一面を覗かせてくれて私も新鮮で驚きました。
そして、今回の一面がよりアルセーヌの深みにもなると信じています。
今回のマサムネ賞を受賞のさすけ君の散文詩を振り返ります。
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白しか知らなかった僕に別の世界を見せてくれる
変化は悪?
あの頃と違う
次は何色か
また期待してしまう
(原文のまま)
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あえて多くを解説しません。
ただ、読んだときに情景や心情の揺れが想像できて、
そしてときにはその言葉が自分の世界に色付けしてくれます。
その色づけしてくれた世界に浸る喜びが、また散文詩を刻みたくなる。
音楽と共にリリック読み込んで聴くと、世界に色がついて
自分でも何か表現したくなりますよね。
それと同じです。
そういう表現をしたくなるものに何でも出会いたいものです。
僕がこの散文詩に見た「出会い」はそこです。
最初から決めつけない、否定しない「出会い」を求める姿勢も
とても心地よく響いてきました。
詩は人間そのものだと思っています。
ツイートもそういうセラピストの生々しさだと思っています。
どれも本当の姿だろうと。
AIが幅を利かせつつある時代に、
もっとリアルな姿を曝け出せたらと改めて思いました。
「脱AI」(DeAI)を大切に。
おあとがよろしいようで。
万緑に マサムネ
マサムネの写メ日記
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