~第13話~【責任感】
CANDYに入って1年半ほど経った頃。
気が付けばたくさんの後輩ができ、CANDYグループで2番目に長いセラピストになっていました。
基本的にはどの仕事もそうですが、特にこの"セラピスト"という仕事は、日々楽しんで活動していないと長く続かないし、健全に働けない仕事だと思ってます。
現在2年弱活動していて思うこと。
歴を重ねる毎に自分に言い訳できなくなるし、お客様からの期待度も変わります。
お店内での立ち位置も同様です。
年齢と一緒で新人の頃にどれだけ苦労したか、どれだけ努力したかが大事であり、日々の積み重ねで得た経験が、それなりに歴を重ねた時やその立ち位置になった時に必ず活きてきます。
逆に何もしてこなければその立ち位置になった時に自分から逃げ続ける事しかできなくなります。
この女風という仕事に関わらず世の中全てそうだと思います。
ほっといても歳は取りますが周りは待ってくれません。
若くして出世する者もいれば、それなりの歴になって今までの積み重ねから出世する者もいるし、いつまで経っても自分に言い訳ばかりして逃げるように仕事をしている者もいます。
CANDYには兼業セラピストが多くいます。
生意気ながら先輩として僕がCANDYにいることで何か残せることがあるとするなら、僕が日々活動する事で、"後輩が言い訳できない環境"や、"自分の活動した証が残る文化"を作ることだと思ってます。
「お店に貢献するために〇〇万売上げます!!」
もちろん売上はあるに越したことはないですが、今の兼業という環境である以上はレギュラーに比べると限界があるし、何より経営目線で言うなら、
仮に100万の売上を作れるだけの人間なら30万の人間を3人用意すればいいだけの話です。
組織としてみれば個人の売上なんてしれてるし、いくらでも替えは利くのです。
そうではなく、自分じゃないといけない仕事をする事で、下の子たちもそれを見て言い訳せず頑張れたり、何年も続く文化を作ることが何より個人の売上以上の利益に繋がるし、それがお店への僕ができるお返しだと思ってます。
誰かにやらされているわけでもなく、自分で決めたことだし何より兼業であろうが仕事は仕事なのです。
同じ土俵で闘って結果を出している人間はたくさんいます。
少なくとも僕はCANDY内ではそういった存在でありたいし、これからさらに忙しくなったとしても、この姿勢は崩さぬよう活動していきたいと思っています。
次回第14話…【新たなブランディング】
次回もお楽しみに〜
拓也の写メ日記
-
拓也まん物語~第13話~【責任感】拓也