君とのスキンシップの時間。
「私がマッサージしてあげる。」
そう言うと君はオイルを手にとりその小さな手を僕の体の上で滑らせた。
イランイランのほのかな香りに君の熱くなった体から零れるボディーソープの香りが溶け込む。
足裏から太ももへ
お尻から腰へ
背中から肩へ
君のぬくもりが僕の体をゆっくりじわじわと浸透していく。
君と触れ合う幸せな時間。
もっと一緒にいたい。
君との時間はあっという間に過ぎてしまう。
まるで玉手箱を開けた浦島太郎のように時の流れが早くなる。
君のマッサージは本当に…
「老いるマッサージ」
拓也
拓也の写メ日記
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君とのスキンシップの時間拓也