恋愛経験なし!女風で初めて女性扱いをされたことで、自殺願望から抜け出し人生激変した神威さん(38)

恋愛経験なし!女風で初めて女性扱いをされたことで、自殺願望から抜け出し人生激変した神威さん(38)

■名前:神威さん
■年齢:38歳
■職業:会社員

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恋愛経験は一切なし、男性とデートをしたことすらなかったという神威さん。自ら人生を終わらせる覚悟を決めた後、せめて一度は……と問い合わせた女風が彼女を大きく変えたそうです。

 

 

――女風を利用するようになったのはいつ頃からですか?

今年の3月からです。つい最近なんですよ。実は私、この年になるまで、女性扱いをされたことが一度もなかったんですよね。両親からも「おまえが男だったらなぁ」と言われて育ってきたくらいで。学生時代に男友達はいたんですが、本当にソレ止まり。女性というよりは私という人間と一緒にワイワイ楽しく過ごすような感じで生きてました。

 

――これまで、好きな男性はいなかったのですか?

「この人いいな」と思っても、その人は私をそういう対象には見てくれなくて。不思議と女の子には好かれて告白されたこともあるんですけどね(笑)。なので一時期、本気で性別を変えようかと悩んでいたくらい。見た目も片方刈り上げにしていたり、今思えば女性らしく居ようという努力もしてませんでした。

 

――今まで男性とお付き合いした経験も全くなかったのですか?

本当に一切ないんです。デート経験すらないですし、性のこともないです。本当に。

 

――そんな状況で、女風の世界に一歩足を踏み入れたのは、何かきっかけがあったのでしょうか?

私、高校時代に虐めが原因で鬱を患っていた時期があって、精神病棟に入院したことがあるんです。そこに同い年の女の子がいて、すごく仲良くなったんですけど、退院後もその子とよく「いつ死のうか」って相談をしてたんですよ。準備して、実行して、でも人に見つかってしまって失敗して……。それをずっと延々と繰り返してきていました。

 

――それってつまり、集団自殺未遂を何度も起こしてたってことですよね。

集団というか2人ですけど、そういうことですね。ちょうど今年の3月にも「そろそろやろうか」って話をしていたんですよ。なぜか今回に限っては上手くいきそうな気がするって感覚があって……。その瞬間に頭の中に『一回くらいは男性から女性として見られたかったな』って願望が浮かんだんです。それで、ネットを色々巡っている中でKaikanを見つけて。風俗って男性だけのものじゃないんだって知ったんです。

 

――もしかして女風を利用してみようと思ったのは、「死ぬ前に一度は」みたいな……?

その通りです。決意してからは女風ってどんなものなのか、どんな人が働いているのかを徹底的にリサーチしました。せっかくなら顔出しをしてる方がいいなと思ったのと、できれば自分よりも年下がいいなっていう条件でセラピストの候補を絞って。そのあとでお店のコンセプトも確認して「この人だ!」って決定したんです。そこからは意外と迷いはなく、すんなりと予約まで漕ぎつけました。予約の当日はもう、待ち合わせの時点で信じられないくらいドキドキしてましたよ。

 

 

――神威さんにとっては、それが人生初デートとなったわけですよね。どんなデートをしたんですか?

セラピストさんのプロフィールにダーツが趣味って書いあったので「そういえば私、ダーツもしたことなかったな」って、その日はダーツバーに行きました。生理だったのもあって、ホテルには行かなかったんですよ。ただもう、2人でひたすらにダーツ(笑)。

 

――でも、そういう雰囲気なら初デートとはいえ、そこまで緊張はしなかったんじゃないですか?

いえいえ。ずっとガッチガチでした。でも、彼の動きが本当に自然で……さりげないボディタッチとか。一番最初に触れられたのが、手じゃなくて腰だったんですよ。エレベーターに乗る時にスッと触れられて「これまでの人生でこんなんされたこと一度もない!」って衝撃を受けちゃったんです。

 

――その時点で、自殺に向かっていた気持ちには変化がありましたか?

ありました。これからも生きていたいっていうか、「まだ、ここに居たいな」って思ったんです。一回目が普通にデートだったので、二回目はまた別の展開が待ってるんじゃないか、という期待もありました。実はちょうど同時期にコロナの影響もあって会社の契約を切られてしまったのも重なっていて、本当にどん底だったんですよ。ぜんぜん先が見えない状況だったのに、女風と出会ったことで、なんだか希望が芽生えたような感じがしました。

 

――二回目の利用はいつだったんですか?

4月ですね。3月末にデートがあって、それが終わってすぐにまた予約を決意しました。その時に、人生で初めてラブホテル体験をしたんです。ベッドでマッサージをしてもらいました。最初は普通に指圧で、その後はパウダーを使って。凄くくすぐったいんだけど、私の反応を見て良いポイントをついてくれるのが嬉しくて。気持ちの良い時間でしたね。

 

――男性から女性として初めて触れられたわけですよね。率直な感想は?

上手く表現できないんですけど……自分も女だったんだなって自覚しました。声だって、今まであんなの出したことなかったですから……。

 

――その後もコンスタントに利用されてるんですか?

はい。だいたい月一回くらいのペースですね。でも、ずっと最初に指名したセラピストさん一筋ですよ。他の方に浮気はしてないです(笑)。

 

――すべての終わりを覚悟してお店に連絡したとは思えないほどのハマりっぷりですよね。

ですよね。3月の時点ですでに、友達には「私、やりたいことができたから一緒には死ねなくなった」って連絡しました。

 

――女風を知って、まさに人生が一変したわけですね。

そうだと思います。これまで「幸せって何だろう?」なんて考えることもあったんですけど、女風を利用し始めてからは素直に「幸せだなぁ」と感じることが増えてきたように感じます。

 

――女風を利用して良かったと思いますか?

もちろんですよ。先日、仕事も無事に決まりましたし、セラピストさんのツイキャスを通じて、ツイッターを相互フォローするような仲間もできたりして。いろんな意味で人生がいい方向に進んでいるような気がしてるんです。そのきっかけをくださったお店とセラピストさんには感謝しかありません。

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女風を通じて、初めて女性としての悦びを知り得たという神威さん。一度は絶望しかけた彼女の人生を、女風との出逢いが救ったわけですね。「勇気を出してよかった」と笑った顔は、キラキラと輝いていました。

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この記事を書いたライター

mochizukichiyoko

もちづき千代子

豊満系人妻フリーライター。AVメーカー広報・風俗情報サイト編集長・アダルトグッズメーカー広報を経て現在に至る。だいたいエッチなことか食べ物のことを書いている。

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