サービスを利用したことで気分が明るく生活にハリが出てきた、ミチコさん(63)
◼︎名前:ミチコさん
◼︎年齢:63歳
◼︎職業:自営業
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女性向け風俗を利用するにあたって抱える不安は人それぞれ。なかでも“年齢”を気になさる女性ユーザーは多いのではないでしょうか。女性向け風俗は18歳以上であれば誰もが利用できるサービスであるにも関わらず「もう○歳なのに利用しても良いのかな」とか「変に思われないかな」とか。今回ご登場いただくミチコさん(63歳)もその一人でした。
――ミチコさんは現在、女性向け風俗はどのくらいのペースで利用されているのですか?
去年の7月頃に初めて利用し、最初は月に1、2回くらいのペースでしたが、10月頃から月3回ほど利用していますね。
――定期的に利用されているのですね。色々なお店のセラピストさんを試している感じでしょうか?
いえ、初めて利用した時の方はその一度きりでしたが、それ以降はあるお店のセラピストさん2名を、その時の気分によってお呼びしています。
――女性向け風俗を利用されるキッカケはなんだったのでしょうか。
数年前に離婚したんです。子供もなく、夫婦間もしばらくレスでした。だからってセックスがないことにとくに不満はなかったんですよね。仕事もそれなりに忙しく、友達とご飯を食べたり旅行に行ったりと日々も充実していたし。でも、なんとなく何かが足りないような気はしていて。そこでふと、インターネットのふとした小さな情報の中に“女性向け風俗”を見かけて。何か覚えてないくらい小さな情報を見たことがキッカケですね。
――その小さな情報をキッカケに、どのように利用することに?
何かの記事の中にあった広告なのか、なんなのか、とにかくその情報をキッカケに女性向け風俗に関する記事を読んだり、それこそこのkaikanのサイトも見るようになって。あるお店のセラピストの写メ日記やTwitterを2ヶ月ほど見続けてお人柄を様子見していました。それで「この人にお願いしたいな」と思えるようになって、お店へコンタクトを取って調整して、去年7月頃に初めての利用となったわけです。
――なるほど。ではセラピストの写メ日記やTwitterはとても重要な後押しになるわけですね。
はい。やはりただ性欲発散的に利用したいわけじゃないですし、どんな人柄なのかを知った上でセラピストさんとの会話を楽しんだり、その一緒にいる時間も楽しみたいですからね。
――利用される前はどんな葛藤がありましたか?
やはり年齢のコンプレックスが大きかったです。63歳の女性に性欲があるだなんて、おかしいって思われるんじゃないかとか、セラピストさんに嫌がられないかとか、なんだか申し訳ない気持ちがすごく大きかった。
――では実際に利用してみて、その葛藤はどうなりましたか?
もちろん今でも、もう何度も利用しているセラピストさんに対して「本当は嫌じゃないのかな」と考えることもありますよ。でもそれよりも、いつまでもあるかわからない己の性欲というか、男性にときめく心だったりを、その状況を楽しんだっていいじゃないって思うようになって。
――その後、心や体に何か変化はありましたか?
はい。友達からは「最近、なにか綺麗になったね」とか言われますよ。でも自分が一番感じるのは気持ちの変化。セラピストさんとの約束の日に合わせて美容院やエステに行ったり、下着に凝ったり容姿への気遣いや、なにより約束の日を心待ちにする気持ちが明るくなったと思います。
――気持ちが明るくなれば表情も明るくなるし、結果、綺麗にもなりますしね。
そうなんです。あるセラピストさんとは会う前から少しLINEのやり取りをして、その気持ちの高ぶりみたいなものも楽しいし。一方で、普段の生活の中で「こんなことがあってね」なんて日常会話も送ってしまいそうになる気持ちも出てきて、そこでハッと我に返ったりね。
――なるほど、約束をした日と日常とでは切り離して考えているのですね。
はい、そうやって割り切るというか気持ちを切り替えることは大事なのだなと。女性向け風俗を利用されているいろんな方の“沼った(何かにハマりすぎてしまう、などの意味)エピソード”とか見ると、怖いなと思ってしまったりね(笑)。
――まさに“沼らない”ように歯止めをかけていると。
まあ、そこまで深刻なことでもないですけど、自分自身も楽しみたいからこその、という感じですね。
――セラピストさんの立ち居振る舞いやテクニックはどう思われますか?
言葉遣いにしろ体の触り方にしろすごく丁寧ですよね。とくに背中にキスの嵐を浴びせてくれるとか、足の指まで舐めてくれるとか、そんなこと、一般男性はしてくれないですよ。そういう意味でトロけさせてくれるなって思います。
――性感マッサージ中に絶頂に達したこともあるのですか?
実はね。私はセックスでイったことがないんです。性感中もすごく気持ちいいし興奮もしますよ。でもイったことはないんです。最初はイってみたいとも思いました。でもイったことがないからそもそもイキ方がわからない。だったらもう、それにこだわるのはやめようかなって。
――イってもイカなくてもいいやって思えるようになったと。
そうです。だってイったりしなくても十分に身も心も満たされるわけだし。それが大事なんじゃないかなって。
――では、ミチコさんと同世代の方と女性向け風俗についてお話したことはありますか?
私の周辺のお友達はね、子供がいて孫もいるような方もいるし、お一人様もいるし色々だけど、話せるような雰囲気じゃないの(笑)。夫婦間でセックスしているのかとか、そもそも性欲そのものがあるのかどうかとか。仕事仲間には「実は利用してる」って話をして「わー興味ある〜」だとかで盛り上がったことはあるけどね。
――なるほどですね。ではこれから利用を考えているミチコさんと同世代の女性に何か一言メッセージがございましたら、ぜひ。
興味があるなら、とにかく勇気をもって一歩踏み出していただきたいというか。いろんな悪い想像をしたりとか、葛藤は当然あると思います。でも、そんな変なことにはならないし、なによりも気分が明るくなって生活にハリが出てくるというか、楽しくなると思います。
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