想像してみて欲しい。
今俺と2人きり
さっきから隣で手を繋いでる
あなたが思うより俺はずっとハグやキスが好き
寒くない？
たまに聞くのは
もっとくっついていたいから
貴方を感じていたいから
こうしてる間も
あなたを抱きしめたい
あなたに抱きしめられたいと思ってる
俯いてないで顔をあげてごらん
手が震えてるのは緊張してるから？
そんなの抱きしめたら全部
どこかへと飛んでいってしまう
全てとは言わない
少しだけ身体を、心を委ねて欲しい
きっと安心できる
その安心を与えるために俺はここにいる
彼氏でもパートナーでもない
セラピストとして。
オイルを通して手から体から伝わる熱
感じてくれているかな
無骨で大きな手だけど
オイルまみれの暖かい手が
貴女の体を滑っていく
柔らかな肌を
下から徐々に舐めるようにくまなく
全てをオイルで満たしながら
貴女の火照った躰を揉んでいく
手を触れるたびにだんだんと熱くなっていく貴女の身体
指の先から手のひらまで
全てを使って弄んでいく
俺の手がそっと秘部に近づくたび
体がビクッと跳ねる
ゆっくりと身体をくねらせる
快感を我慢できない貴女の反応を見ながら
さらに際どいところまで触れていく
時おり漏れるその囁きを
全て感じ取って
さらなる深みへといざなう
少しでも心地よく
本当にいやらしく
普段とは違う感覚を感じて
もう我慢できないんでしょう？
そっと頷く貴女の艶っぽい姿を見下ろし
俺は言う
「まだだめだよ
本当に我慢できなくて
身体が言うこと聞かなくなるまで」
そういって焦らし続ける
我慢できなくなったところで
淫靡な秘部に忍び込む
オイルなのか愛液なのかわからないそれを
手に絡め取りながら
徐々に愛撫を強めていく
それでもまだゆったりとじっくりと
熱く紅く腫れ上がったそれをなぞるように
刺激していく
声我慢しなくていいんだよ
そういうと堰が切れたように
喘ぎ声が漏れ出してくる
その声を遮るように唇を合わせる
頬は紅く染まり、息遣いが荒く
全身に力が入っているのが伝わってくる
握った手も強く強く握られている
どのくらいの時間が経ったのか
腿で腕を挟んだと思ったら
急に力が抜け、ぐったりする貴女
顔は横を向き目線はぼんやり遠くを見つめている
時おり小さく反応する下腹部にそっと手を当て
体全体を抱きしめるように引き寄せる
そっと顔を見つめると目が合って微笑む
そしてまた抱き寄せてにおでこにキス
…
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奏の写メ日記
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vol.111 官能的に奏
