これは「儲からないお米農家」と矛盾しているように見えますよね。ただし、価格が上がっても必ずしも農家の利益が増えているわけではない点がポイント。
■ なぜお米の価格が上がっているのか?
1. 天候不順・不作
異常気象(猛暑や長雨)で収穫量が減ると、供給が減って価格が上昇します。
近年は特に猛暑で品質の良い米が少なく、良品の価格が高騰。
2. 生産者の減少
農家の高齢化や離農で生産量が年々減少。
若い担い手が少なく、新規参入も困難。
3. 円安・資材高騰の影響
肥料や燃料、機械の部品などの輸入コストが上昇。
それを価格に反映せざるを得ない。
4. 海外輸出の拡大
日本産米はアジアを中心に人気が高まり、輸出が増加。
国内流通量が減ることで価格が上がるケースもある。
■ それでも農家が儲からない理由
・コストが上がりすぎている
米の価格が上がっても、それ以上に生産コストが上がってしまっている。
・利益になりづらい価格構造
中間業者(JAなど)を通すと手取りが少なく、価格上昇の恩恵が農家に届きにくい。
・収量が減っている
単価は上がっても、収穫量が減っていれば総収入は変わらないか、むしろ減ることも。
潤の写メ日記
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米価格の高沸騰潤