★でんまりえ:神戸出身、北條和馬と中学以来の同級生。20年以上の業界経歴を持ち、現在も現役として、アンダーグラウンドの世界で無双中。
★こはる:名古屋出身。非常に長い業界経験を持ち、以前より女風講師、そしてユーザーとして女風に携わる。2022年よりさくらのキャストとして働き始め、現在も宴のキャストとして活躍中。
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まりえ:今は女性のキャストも増えたけれど、こはるさんが始めた頃はまだ女性は少なかったわよね。女性として「女風で働きたい」と思ったきっかけは何だったの?
こはる:元々、女風キャストになる前は女風の講師をしながら利用もしていたんだよね。そうしたら、心ない言葉を投げかけられたり、基本サービスさえできないセラピストだらけだったりしてビックリ!そんな時に北條さんの独特なポストを偶然見かけて共感し、この店で自分がキャストになって女性を笑顔にしたいと思ったのが始まりなんだ(^^)
まりえ:ストレートに聞いていい?綺麗事を言うキャストも多いわよね。そんな中で、特に北條君の考え方のどこに共感したの?
こはる:毎日コツコツ継続する重要性、人には敬意をもって接することの大切さ、コミュニケーションの必要性など、私も研修で新人に伝えてきていることでもあるけれど、できる人はほんの一部。北條さんは考えがぶっ飛んでいるなぁって思うこともあるけど、この人はそれができているなと思ったの。
まりえ:ああ確かに。どんなに美しい言葉を並び立てても、行動が伴っていないキャストは多いわ。こはるさんが今、キャストとして、工夫していることは?
こはる:まずは相手の立場に立ってみることを心がけているかな。等身大の自分で、背伸びしないで接することも、上からの物言いにならずに話せるから。
まりえ:わかる。「聞いてあげる」「やってあげる」みたいな感覚になると、つい上から目線になりがちよね。しかもDMみたいな書き言葉だと尚更よ。
こはる:そう。だからこそ、年齢が、容姿が、なんて悩んでる女性もみんな同じ女性なんだよって常に笑顔で接するようにしているかな。閉じられた扉が少しずつでも開いてくれと願いを込めて。
まりえ:悩みのない女性なんていないからね。そんな時こそ、平等に扱われることが嬉しい女性も多いと思う。女風はトラブルも多そうだけど、最近の女風キャストの「弱さ」は何だと思う?
こはる:噂に振り回され、すぐに病んでしまう ことかな。副業だからと甘い考えで研修を受けにくる人に多い気がする。上手くいかないのを女性のせいにするキャストも多くて、自分の接しやすいお客様だけを選ぶキャストまでいるの。
まりえ:出た、他力本願、責任転嫁。
こはる:最近はDMでちょっと都合が悪くなると、すぐに暴言を吐いたりブロックしたり、そんなケースも増えてる状態だよ。そういうところに弱さが出るよね。
まりえ:お客さんに暴言を吐くとかブロックするとか、そんなキャストがいるの!ったく、ぶっ飛ばしてやりたいわ。副業だからとか、仕事を舐めすぎね。こはるさんはどう?いろいろなお仕事をされているでしょう?大変じゃない?
こはる:忙しい中でも、必ず自分時間を作るようにしているかな。私は運転が大好きだから、仕事の移動もドライブの時間になってリフレッシュできるの。普段から、自分の好きなことを、やりたいと思ったタイミングで始めているから、環境にも周りの人にも恵まれていると思ってる。だから時間を自然に上手く使えているなぁって実感しているよ。
まりえ:素敵ね。あなたの爪の垢を煎じて他のキャストに飲ませたいわ。あなたの今年の展望は?
こはる:キャストとして、一人でも多くの女性に笑顔になっていただくこと。もっと新たに挑戦したいことを見つけ、取り組んでいきたいって思っているかな。
まりえ:妥協しないのって大事よね。自分に強さがなければ、人のためには動けないから。
こはる:講師としては、楽しんで仕事をしてもらうためにどう指導したら良いのか、考えていきたいな。私が研修したキャスト全員が女性を悲しませることがないように、女性を笑顔にできるように。もちろん、キャストが病みそうになった時は、力になれる講師でいたい。
まりえ:研修で「教えて終わり」とは違うものね。あなたに教えられるキャストは幸せだと思うな。こはるさん、ありがとう!