小さいころ、「苦労は買ってでもしろ」って言われなかった?なんでそんなことしないといけないんだよって昔は思ったけど、社会人になって、特にキャストになって、その言葉の大切さを噛みしめてる。
キャストって、確かにお店に所属して、必要なら周りの人の助けを借りられる仕事なんだよ。でも、お客様と向き合っている時は、一人で向き合う仕事でもあると思う。例えば会社だったら、何かトラブルが生じたら同僚や上司に相談して対応できるけど、お客様と時間を共にしている時、何かあったら一人で対応する必要があるんだ。
そんな時に大切なものが、経験だよね。普段からいろいろ経験して、例えば失敗したり、悔しい思いをしたり、誰かに助けられたりするわけじゃん。んで、そういう経験が接客業で役立つことがある。「大丈夫、この場合はこうすれば良い」って自分で考えられる可能性が高まるんだ。むしろ、そういう経験がなかったら、自分でどうしたら良いのかわからないからね。
だから例えネガティブに見える経験であったとしても、「体験する」って大切なんだと思う。