人間関係において距離が縮むと、「ありがとう」「ごめんね」といった言葉を忘れがちになることがある。やってくれることが当たり前のように感じたり、許してくれると高をくくってしまったり。
もちろん、そういう場合もあると思う。人によっては、「自分たちはいちいちお礼を言う関係じゃない」みたいな考えの人もいるし、それはそれで悪くないよね。それはそれでカッコいいとも思う。
でもそれは、感謝の気持ちを忘れたり、悪かったなと感じる気持ちを忘れたりしていいわけじゃない。例え口に出さない関係でも、ちゃんと相手に敬意を払うことは大事だし、僕は口に出すのが好きだな。
当たり前のことを口に出せる関係でありたいんだよ。当たり前のことほど忘れがちだけど、「当たり前のことを当たり前にできるように」だけではなく、「当たり前のことを当たり前に口に出せるように」したいなと思う。