日本の弁当工場で働く海外出身の人たちが、工場内で動画を撮影して拡散したとかで、話題になっていたんだ。まぁ工場内部へのスマホの持ち込みが許可されているのかどうか、それも問題なんだけど、そこに書かれていたテロップが物議を醸していたんだよ。
日本で拡散された動画には、日本に対する攻撃的なテロップが書かれていたんだ。でもこの工場が日本のどこなのか突き止められ、市役所から調査が入った結果、海外で拡散された同じ動画には、テロップが入っていなかったり、全く違う特に問題のないテロップが入っていたり、「日本で拡散された動画とテロップが異なる」ことがわかったとか…
まだ詳細は明らかになっていないけど、日本で拡散された動画に書かれていた攻撃的なテロップは、第三者によって入力された可能性が高いのではないか、とも言われているらしい。
SNSを使う僕たちも、考えておかなければいけない問題じゃないかなと思う。例えば、僕たちは、タイムラインに写真が流れてきたら、それをうっかり信じてしまうよね。でも、そもそもその写真は本物なんだろうか。誰か他の人によって加工された可能性はないのだろうか。そういうところまで考える必要があるんだと思う。
ネットに流れた情報は、デジタルタトゥーと言われるほど、消えることがないんだ。だからこそ、誰かに悪用されてしまうことだってあり得る。他の人がそれに手を加え、あたかもそれがオリジナルであるかのように発信してしまったら、間違った情報が伝わるリスクもある。
目の前に流れてきた情報が100%正しいものなのかどうか、しっかり判断しないとね。それが他の人によって手を加えられたものである可能性がゼロではないことを、把握する必要があるんじゃないかな。