最近職場の先輩と話していて、恋愛観って年代によって違うんだなと感じたんだ。キャストとして仕事をする上で、恋愛観の違いを理解するって大事なのかもなと思う。
リアル恋愛模様を描いたトレンディドラマが、1980年代後半から1990年代にかけて人気を博したんだ。その背景には、女性の社会進出が大きくかかわっているらしい。働く女性が増えて恋愛をする余裕がなくなり、その理想を描いたトレンディドラマが女性の心を掴んだんだね。だから、実際のデートでもロマンチックなデートやサプライズが流行り、夜景が見える場所での告白やブランド物のプレゼントなどが流行したんだ。
でもバブルが崩壊し、華やかな恋愛への憧れが減っていくんだね。平成には合コンやナンパが、友人の紹介などで恋人に出会うという人も増え、今みたいなネットでの出会いはまだまだ少数。そして平成は、お互いのプライベート、つまり恋愛話をすることも割とよくあったらしい。
でも今の時代、その感覚がさらに変わりつつあると思う。恋愛は必須科目なんて言われた時代もあったけれど、今は恋愛している時間を他のことに使いたい、恋愛はコスパが悪い、と考える若い人も増えた気がする。時間や労力を費やさなければいけない割に得られるものが少ないなど、ドライな考え方が増えたのかもしれない。
まぁだからどうってわけでもないんだけど、こういう「年代別による恋愛観」は、キャストとして仕事をする上で知っておいてもいいのかなって思う。いろいろ関心を持って、僕も勉強しないとね。