小学生の空手大会にて、蹴った側の子が所属する勇〇会が謝罪文を掲載したらしい。でもこの謝罪文が、いろいろと物議を醸してる。仕事をする以上、相手に頭を下げなければならなくなることってあると思うんだ。でもそれなら、この謝罪文の問題はどこにあるんだろうか。
確かにこの謝罪文は、怪我をしてしまった子とその保護者に対して謝罪をしているし、治療費の支払いなども約束しているんだ。攻撃に加勢したとみられて問題視されているセコンドは、本人の意向で無期限謹慎処分になったことも明かされている。でも、ホームページが見られなくなっているため、謝罪文だけ出してさっさと逃亡したようにも見えるんだ。
謝罪文には、セコンドの名前もなければ勇〇会の責任者の名前もない。当然署名などもない。セコンドがなぜあのような指示をしたのか、そのちょすあもされていないみたいで、あの加勢に関する説明もない。つまり、今回の件に関しては責任の所在も明らかにされていないし、今後どうしていくのかという具体的な対策も一切触れられていないんだ。ましてやセコンドの無期限謹慎処分も、「本人の意向」だからね。だからこそ、火消しのための謝罪であり、中身がないと批判されているんだ。
ましてや勇〇会は、もともと「自分たちの判断に問題はなかった」という姿勢を前に出していたからね。尚更、真偽の説明が必要だったんじゃないかなと思うんだ。
どうだろう。謝罪をする時には、なぜそのような問題が起こってしまったのか、しっかり説明する義務があると思うんだ。だって、なぜそんなことが起こってしまったのかわからなければ、対策が取れないからね。そして責任ある行動をするためにも、責任者の名前とか、やっぱりある程度の名前を出すことも大事なのかなと。
こんな謝罪が必要な事態にしないようにすることが1番だけれど、何か頭を下げなければならないことがあったら、このことをしっかり念頭に置いておきたいなと思うんだ。