ケーキやシュークリーム、プリン、おいしいよね。そんな洋菓子は、みんなどこで買っているだろうか?実は、日本の洋菓子産業は特にコロナ禍の後、大不振に陥っているらしい。それはなぜなんだろう。そして、その危機を乗り越えるために洋菓子産業が取り組んでいること、僕たちキャストが学べることはあるのかな。
いろいろな理由があるけれど、チェーン店の中には「ケーキの味が今風ではない」ことが問題になっている場合がある。例えば銀座コージー〇ーナーは懐かしい味わいがするケーキを売っているけれど、甘すぎるという意見も少なくない。最近の洋菓子は、大人からの需要を踏まえて「甘さ控えめ」が主流だったりするからね。
日本人の生活スタイルの変化も、1つの原因になってる。昔より、洋菓子などを食べる習慣を持つ人が減っているというのかな。例えば昭和では、洋菓子を食べるのは子供が主だったんだよ。でも今は少子化や晩婚化の影響により、ケーキを食べる、洋菓子を食べる、そんな習慣がなくなりつつあるんだ。そもそも、そういう特別な機会がないと、ケーキ屋さんでケーキを買ったりしないよね。その代わりに増えてきたのが、1人向けスイートだと言われてる。
そしてもう1つ、コンビニスイーツの存在も大きい。コンビニは店舗の数が半端ないから、ケーキ屋さんがどれだけ力を入れても適わない。情報量と迅速性では劣ってしまうし、コンビニだと値段も手ごろで、1人分から買えるメリットがあるんだ。ケーキ屋さんだとまとめて買うから時間もかかるけど、コンビニなら1人分を気楽に買えてしまうよね。
つまり、価格面だけではなく、味という面でも時代の流れについていけていない、そういう問題が指摘できると思う。ケーキ屋洋菓子を食べる機会が減っている昨今、1人向けのスイーツの需要が増えており、そういう需要を満たしてくれるコンビニスイーツが強くなっているわけだ。
僕たち女風キャストはどうだろう。女性が予約しやすいように、打診にはすぐに応じること、スケジュールを調整すること、大事になってくると思う。どんな時間枠であっても、女性が希望する時間に応じたいよね。「ロングしか応じない」とか、そんなことあってはならないと思うんだ。1人分のスイーツを気楽に買えるコンビニが人気であるように、短い時間帯でも気兼ねなく予約ができる。そういうキャストでありたいなと思う。