餃〇の王将と言えば、餃子やラーメンがおいしいお店。そしてね、この餃〇の王将、実はコロナ禍においても売り上げを落とさなかった飲食店としても知られているんだ。2019年からは過去最高の売り上げを更新し、もちろんコロナで少し苦戦したけど、2020年10月には同月比の過去最高の売り上げを達成したのだとか。それはなんでなんだろう。そして、僕たちが学べることはあるんだろうか。
王将が売り上げを伸ばした理由にはいろいろあるんだけど、その中の一つが従業員のモチベアップだったと言われてる。実は、飲食業界の仕事はきついし、お給料も高くないし、長い目線でのキャリアを考えづらい。全産業の平均離職率は32.2%と言われるけど、飲食業界の離職率は、実は50%を上回っているんだ。だから働いていてもスキルや知識が蓄積されないし、サービスの質なども低下してしまう。
王将はチェーン店なのに、実はお店がメニューや調理方法を決められる自由さがあった。でも、そうなると、お店ごとに味やサービスの違いが生じてしまうでしょ。それではお客さんが離れてしまう。そこで王将が設立したものが、王将調理道場と王将大学。王将調理道場では、調理の技術を向上させるスキルを従業員に教えることで、品質の向上を目指したんだ。つまり、底上げをしたんだね。王将大学では店舗のマネジメント能力を向上させるための研修を行い、人手不足でも効率的な店舗運営を目指したんだ。
これらのおかげで王将はお客さんを増やすことに成功したらしい。
僕たちはどうだろう。女風キャストは、正直1年持たない人が多いと言われるよね。それは「簡単に稼げる」と勘違いした人が参入してくるからでもあるけど、参入の敷居が低すぎて、モチベーションが下がってしまうところもあるんじゃないかな。もちろん動けるキャストは何も言われなくたって動けるし、動けないキャストは周りから何を言われたって動けないと思う。
だからこそ、入店当初にお店が設けてくれる研修では自発的に学ぶ、わからないところは自分から聞く。そういうところから、働く姿勢を持つべきなんだと思う。スキルアップの研修も大事だよね。予約が入らないとか文句ばっかり言っていないで、自分の力を付けることが本当に大事なんじゃないかなと思うんだ。