ココイチのカレー。すごく好きだという人もいるんじゃないかな。トッピングやご飯の量、辛さも自分で選べるっていうのが強みの1つだよね。社長は「原価が上がったら、お店の価値を上げる努力をしつつ適正な価格をいただく」という姿勢を見せていて、ブランドを安売りしないように、そして、従業員に負担が行かないようにという考えの持ち主。それはそれで素晴らしいのだけれど、だからこそ頻繁な値上げが行われていて、その頻度やタイミングのせいもあり、最近ココイチでは客離れを引き起こしているのだとか。
値上げと言えば、僕たち女風でも、切っても切れないもの。どうしてお客さんが離れてしまったのか、学べることはないかどうか、ちょっと見てみよう。
実は、ココイチは2019年に2回値上げをしているんだ。その後も頻繁に値上げを繰り返しているし、ココイチはカレーだけではなく、トッピング一つひとつも値段が上がってる。家でも食べれそうな普通のカレーの値段が高くなっていくのは、やっぱり負担だよね。トッピングがハイカロリー過ぎるっていうこともあるかな。最近は健康志向が高くなっているし。でもココイチのカレーは、どんなトッピングでも合うカレーになっている一方で、言い方を変えればトッピングがなければ満足感が足りないんだ。そんなでメリットもある。
しかもコロナ禍以降、レトルトカレーが流行ってる。これにスーパーの揚げ物とかを加えれば、500円もせずに安いカレーができちゃうわけ。こういう時代の流れもあって、ココイチでは客足が遠のいてしまっているんだ。
女風にも学べることがあるよね。値上げは僕たちキャストが関与することではないけれど、それでもサービスの質の向上を目指すのは当たり前。そして、家ではできないこと、一人ではできないこと、僕たちキャストだからこそ提供できる特別な時間を提供できるよう、特別感を重視したいと思うし、女性の願いを叶えられるように、僕たちの引き出しを増やしていくことも大事だなと思うんだ。