自分を支えてくれている存在を軽視しちゃいけない。これは当たり前なんだけれど、何かで成功するとそんな気持ちをつい忘れてしまうのが人間だとも思う。
今年のパリオリンピックでは、いろいろな問題が指摘されたよね。開会式から批判的な声が大きかったけれど、そんなオリンピックを受け、スポンサー離れが加速しているらしい。トヨタ、パナソニック、ブリヂストンという、契約している日本企業3社がすべて撤退し、オリンピックのスポンサーから日本企業が消えたのだとか。これって、オリンピック委員会であるIOCにとってはかなり大きな打撃なんじゃないかな。
でもこういうのは、どの仕事にも言えることだと思う。つまり、「自分を支えてくれている存在を無視してはいけない」ということ。もちろん媚びる必要はないけれど、それでも自分たちをサポートしてくれている存在を無視してしまえば、見限られてしまうリスクもあるんだよね。
例えば僕たちキャストにとっては、お店やお店の関係者の方々、そしてもちろんお客さま、あらゆる方々がの存在があってこそ、仕事ができる。いくらキャストとして成功しているからと言って、こういう人たちの力を忘れちゃいけない。オリンピックのニュースを見ながら、そんなことを感じたんだ。