昔は人並みに思春期を経験し、母にはかなり反抗してきたと思う。でも今となっては、母は感謝してもしきれない存在かな。
母は自分とは真反対の性格で、嫌なことは嫌だとはっきり言うし、どっちかと言ったら男勝りな女性って感じ。そんな母は、10代の頃の僕がどれだけ反抗してもそばにいてくれた。新しいことに挑戦する時でも、僕の背中を押してくれた。僕に何かしらのきっかけを与えてくれた存在でもある。
昔の僕は何をするにしても続かなくてね。陸上、水泳、剣道、空手、いろいろ手を出したけれど、どれも反対せずに通わせてくれた。
母がいなかったら僕自身も存在しなかったし、母がいるからこその僕だと毎日感謝しているんだ。
僕の背中を押してくれた大切な存在。そして今度は、僕自身が宴で、お客さまの背中を押せたらいいなって思ってる。