最近、教育行政を含む教育の色々な話を伺う機会があった。
ちょっと前読んだ野口三千三先生の本も、その集まりの中で紹介いただいた一冊。
「野口体操」ふたたび。 東京藝大伝説の必修体育授業がよみがえる 基礎から身に着く「大人の教養」:
https://x.com/sanza_books/status/1815507787721449917
戦後、GHQによって学校の体育から「武道」が禁止になった。
GHQはスポーツ主体の体育教育に変えたがっていたのだけど、野口先生や、ラジオ体操の創案者の一人である大谷武一先生は「競技一辺倒ではイカン」ということで、ダンスを取り入れたという。
こういう先生方の志が、どれほど教育現場に反映されていたかは分からないけど…
ただ、こういう志にもっと直接触れられていたなら、僕も幼少期のときに体育をそんなに嫌いにならないですんだんじゃないか、と思う。
今は身体を動かすことが大好きだけど、そういう心境に、もっと早く辿り着けたんじゃないか…とも。
競わない、比べない、快適さを追求する。
そういう運動の方が、やっている方としてはずっと楽しいんだよね。
市村三座の写メ日記
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オリンピックが始まるけど… | 競い合うだけが運動じゃない市村三座