昨日の続き:
感情や感覚は消えても | その後に残るもの
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沢山やらなくていい | Less is more
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座禅なんかでは、作為的アレコレやることを「しない」。
そういうことをやると、人間が本来もっている仏の知恵=般若から遠ざかってしまって、それが苦しみの元になる。
普段の生活では、もちろん大半の人は頭を使い、計画し、問題を解いているわけだけど…
ただ、そういうものはあくまで副次的なものであって、人間本来の知恵とは少し違う。
頭を使うこと――役割や、責任や、やるべきことや、必要なこと――を脇に置いて、ただ自分の中にある善きものと向き合う。
そういうことが、仏教や座禅の本質だったりする。
この仕事をしていると、人と人、お互いに影響し合う、ということがある。
でも、それは日常的な関わりじゃなくて、凄く特殊な関わり方をしているからこそ。
頭を使い、責任を果たす。
そんな日常の役割とかけ離れているから、特殊な関わりや、影響が生まれるんじゃないか。
だから、お客さまとの関係はうわべだけじゃなくて…
人としての大事な側面に触れる、深いものだと思うのだ。
市村三座 東京遠征
7月12日(金)~14日(日) 10:00-23:00
遠征費・23区内交通費無料
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市村三座の写メ日記
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