最近、とある映画を観てきた。
タイトルだけ言うと「あんのこと」という映画。
https://annokoto.jp/
役者さんたちの演技はとても素晴らしかったし、演出や描写も丁寧。
脚本も非常にいい…のだけど、根本的な部分でどうもよろしくない思想が見え隠れしていて、総合的には微妙という感じ。
(近日中に長文を書きたいなぁ)
そのよろしくない思想というのは
「傷ついた人の回復というのは、世間の金型に当てはまること=ある意味『いい子』になること」
というもの。
大半の傷ついた人って、世間や大人が想定する人間像に当てはまらないからこそ傷ついている。
そしてその傷つきゆえに、厄介者と思われることもある。
だから、傷ついた人を助けたいと思う人は、厄介者じゃなくしたい=世間の金型にはめたい、と思いがちなのだ。
そうではなくて、傷つきは傷つきのままで、まず認める。
その先に、傷つきの根本にある困りごとに対処する。
そういうことが必要になるんだけど…
これは、ちょっと長くなりそうだな。
まあ、筆が遅いのはいつものことなので、どうか気長に…。
市村三座 東京遠征
7月12日(金)~14日(日) 10:00-23:00
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