ここ数日、ちょっと変わったスポットにお邪魔する機会に沢山恵まれた。
そういう変わった場所――いわゆる整備されたような場所からかけ離れたところは、なんだか上手く表現できない独特な魅力があって、懐かしさとも、わびしさとも、暖かさとも、何ともつかない感情が湧いてくる。
古風に言えば「いとをかし」
今風に言えば「エモい」
ということになるんだろうか。
そういうところが嫌いな人ももちろんいるんだろうし、まあ普通の感覚では「綺麗じゃない」場所になるんだろう。
でも、僕はかえって「綺麗に作りすぎた場所」にとても違和感を感じる。
そういう場所は、いわば何か小手先の考えや価値判断に基づいたものであって、人の本質から外れているような気がするのだ。
綺麗か、そうじゃないか。
そういう価値判断は、時に人を傷つけるし、自分自身も傷つける。
それに、そんな価値判断なんて、時間が経てば簡単に変わったりする。
そんな移り気な価値判断を超えたところに、意外に人の本質が見える。
その本質で生きている人、その本質が見える場所に行くと、やっぱり何か力を貰えるような気になるのだ。
市村三座 東京遠征
7月12日(金)~14日(日) 10:00-23:00
遠征費・23区内交通費無料
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市村三座の写メ日記
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