【呼吸を合わせるってどういうこと? | 相撲の立ち会いに学ぶ】- 市村三座(宴)愛知/性感マッサージ

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  • 呼吸を合わせるってどういうこと? | 相撲の立ち会いに学ぶ
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    呼吸を合わせるってどういうこと? | 相撲の立ち会いに学ぶ

    とあるきっかけで、相撲の話題が出て…ふと思い出したことがあったので。


    お相撲の「立ち会い」って、考えてみるともの凄く変わっている。
    通常は誰かが「試合開始」を宣言して(たとえばボクシングだったらゴングが鳴って)、試合が始まるんだけど、相撲の場合、行事が告げるのは「時間いっぱい」だけ。
    実際の開始は、二人の力士の呼吸によって決まる。
    これって、なんとも妙な話。


    こういう形式になったのには色々理由があるんだけど、その一つが「第三者が公平とは限らない」から。
    つまり、行事が試合開始をコントロールした場合、どちらか一方に有利になるよう、いわば「えこひいき」する可能性がある。
    また、たとえ故意でなくても、結果としてどちらか一方に有利になってしまった、というケースもありうる。
    そうなると、罪なき第三者がいらぬ恨みを買うことになる。


    そうならないためには、どうしたらいい?
    一つの答えが、「試合の当事者ふたりで、合意の元で試合を始めればよい」ということ。
    これが、今の相撲の立ち会いの形式なのだ。


    合意と言っても「お互いに言葉を重ね、主張と妥協を繰り返して、落とし所を探す」という、普通にイメージする合意とは違う。
    身体感覚を研ぎ澄ませ、お互いの動きと意図を感じながら、一瞬の間に交わされる「合意」だ。
    妙な話、お互い敵同士なのだけど、そこにはどこか深いつながりが感じられる。
    少なくとも、立ち会いの瞬間は2人の間で「合意」が形成されて、お互いの動きや意図のタイミングが一致している。


    立場や状況は違えど、どこかで僕の仕事と重なるところがあるように思う。
    たとえ一瞬であっても、相手と呼吸がつながる。
    それが、途切れることなく続く。
    たとえ途切れることがあっても、またつながる。
    それは、僕が目指す性感やマッサージの姿でもあるのだ。


    市村三座 東京遠征
    7月12日(金)~14日(日) 10:00-23:00
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