小学校の頃、本当にできなかったことの1つが「宿題」。家に帰るとテレビやら本やら、宿題より遙かに魅力的な物がある上、両親はほぼ放任主義だったので、宿題をやるモチベーションが全く湧かなかったわけだ。
当然、先生には怒られるし、ぶたれもするわけだけど…（昭和の学校はこんなものだ）。
一応宿題というのは、「自宅で自主的に学習するための練習」という建前になっているそうだ。とはいえ、日本はリカレント教育（一度社会で働き出した後に、再度教育を受けること）の面で国際的に非常に低い水準にある。
当時真面目に宿題をやっていた同級生がどれだけ今意識的に学習しているのかな、なんてこともふと思ったりもする。
学習している人がスゴイ、という訳ではなくて、人生のうち、どこかで自分のスキルなり知識なりを、もっといえば「自分が積み上げてきたこと」を一度崩して、再構築すべきタイミングが誰にでもあるんじゃないかと思うのだ。
ひょっとすると僕は、小学生の頃は宿題はできなかったけれど、今自主的に学習する選択をしているのかも…なんてことを思いながら、今日も地道に励んでいたりする。
