人がどれだけ笑うのか、という研究は実は結構たくさんあって、国内、海外問わず多数の文献がある。
でも、その傾向はよく似ていて、
・男女とも、20代以降は年齢を重ねるにつれ笑顔が減っていく。
・(女性は特に)50代または60代くらいから、笑顔が増える傾向にある。
というもの。
これは、日本だけじゃなくその他の国でも当てはまる。
40代が、出産・育児・介護などの重たいライフイベントなどで幸福度が下がり、その揺り返しが来ている、という見方もできる。
50代以降になると、自分というものや自分ができないことを受け入れられるようになり、気負わなくなる、ということもあると思う。
でも、それ以上に、人間として成熟して、幸福や不幸に対して、泰然としていられるからなんじゃないかと、個人的には思っている。
そして自分も、そういう年齢の重ね方をしたいな、と思うのだ。