僕の性感は、師匠がいるわけじゃない(僕が師匠だと勝手に思っている人はいる)。
ただ、影響を受けた人は本当に沢山いて、その中の一人が元AV監督の代々木忠氏。
ヨヨチューの愛称でピンク映画や「ザ・面接」といったAVシリーズを撮られた方だ。
ご著書も多数あって、その言葉には本当に学ぶところが多い。
ちょっとだけ引用してみる。
- 本当にいいセックスをしたいのであれば、男もまたすべての武器、道具を捨てて、女に自分自身を明け渡す必要がある。
- オーガズムは、相手に自分の心も体も明け渡すことで、同時に相手のすべてを受け容れることだ。
- 先々のことを考えて不安になり、相手を手放すまいとすることは、恋愛ではなくて執着
- 相手と向き合うその瞬間に愛を感じていれば、結果として別れはやってこないだろう。もしこの世に永遠というものがあるとすれば、その瞬間の積み重ね以外にはないのである。
折を見て、代々木氏の言葉を見返している。
僕は今、小手先の技術を捨てて、相手を感じること、感覚で動くことを目指しているけど、それはやっぱり代々木氏の影響が強い。
個々の技術も、テクノロジーも、理論も必要かもしれない。
でも、セックスってそれ以上のものなんじゃないの?
もっと違う面があるんじゃないの?
そんなことを考えながら、日々仕事をしている。
市村三座の写メ日記
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セックスの本質とは? | 代々木忠(元)監督のはなし市村三座