先週、久しぶりにマッサージの講習に行ってきた。
最近行けてなかったし、ちょっとした新しいコツでも覚えてモチベーションアップしたいな~という、割といい加減?な動機だったが…
やったことはみっちり基礎。
とにかく基礎。
まあ、結局のところ、それが一番役に立つのだけど。
その基礎というのが「相手と自分の緊張を感じる」ということ。
マッサージをする人は、基本的にリラックスして、自分の緊張を解消していなければならない。
自分が緊張すると、その緊張はどんな形であれ、相手に伝わるからだ。
だから、汗だくになってマッサージしたり、マッサージをしただけで疲れてしまったりしたら、それはどこかで間違っていると思った方がいい。
そして、自分のなかの緊張に気づけるようになると、他者の緊張や、強ばりというのも敏感に分かるようになってくる。
その気づきは循環的なもので、マッサージする側が、自分のなかの新たな緊張に気づくこともよくある。
だから、他者(の身体)と向き合うということは、実は自分と向き合う、ということと表裏一体だったりする。
こういう基礎は、もちろんすぐには身につかなくて、少しずつ、底上げしていくしかしょうがない。
焦るときもあるけど、道は長い。
ブレずに、気長に。
市村三座の写メ日記
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マッサージの基礎 | 相手を感じる、自分を感じる市村三座