僕は読書を趣味にしているけど、個人的に年末年始は良著に出会う確率がもの凄く高い。
追いかけていた流行もちょっと落ち着いて「ずっと読みたかったのに手をつけられなかった本」に取りかかれるのが一因なんじゃないかと考えている。
そんなわけで、年末年始は良著に触れた影響で、考え方やものの見方が大きく変わることがよくある。
最近知った概念で膝を打ったのが「レゾナンス(共鳴のこと、元はドイツ語でレゾナンツ)」という概念。
これは幸せに関する考え方で、要約すると「自分とある対象が響き合う・共鳴するとき、人は幸せを感じる」という考え方。
晴れた日に散歩をして幸せを感じたとき、自分と、自分の散歩という行為と、晴れた日の自然が響き合っている。
誰かと一緒に居て幸せを感じたとき、自分と、その誰かが響き合っている。
推しにスパチャして幸せを感じたとき、自分と、自分のスパチャという行為と、推しが響き合っている…(かも)。
これは、僕が知る幸せの定義の中で一番しっくりくるし、もっと言えば(僭越ながら)僕が理想とするセックスや接客に非常に近いとも感じている。
もうちょっと深く勉強したいな…と思いつつ、残念ながら大元の本は日本語未翻訳。
流石に洋書は厳しい…けど、いつか和訳されるはず。気長に待っています。