あけましておめでとうございます。
新年早々、大変な規模の災害。
僕自身は震源地の近くにいながら、幸いにも大きな被害にはあいませんでした。
これから被害の大きさや影響が判明していくと思います。
被災された方、心よりお見舞い申し上げます。
新年一回目ですし、書きたいこともあったのですが、予定を変更して「感情のコントロール」について書きます。
被災された方、過去に同じ経験をなされた方にも役立つと思いますので…
まずは、大原則から。
1.感情を受け入れる、でも考えすぎない
直接的、間接的に関わらず、災害(ないし逆境)にあえば感情が揺さぶられるもの。
悲しみや無力感に苛まれたり、抑うつ状態になることもありますし、落ち着かなかったり、眠れなくなることもあるでしょう。
色々な感情がわき上がってくるかもしれませんが、どんな感情であっても、まず自分のものとして受け入れます。
「こういう感情をもつ(あるいは持たない)のはダメだ」という価値判断はしないでください。
人は、どんな感情を抱いてもいいのです。
恐怖、妬み、怒りといったネガティブな感情でもいいですし「誰かを殴りたい」といった攻撃的な衝動でもそれは同じ。
問題は、その感情に流されて暴言や暴力という「行動」に及んだり、繰り返し同じことを考えてしまう、いわゆる「反すう思考」に陥ってしまうこと。
これはほとんどの場合いい結果を生みません。
自分自身や、他人を傷つけてしまうことも多々あります。
ですから「感情がコントロールできている」という状態は「自分の感情を感じ、受け入れられている」かつ「その感情が余計な思考や行動に現れない」という状態のことだと考えてください。
感情を見て見ぬ振りをしたり、なかったことにしようとしたり、感情そのものやそれを感じている自分自身を否定するのとは違います。
ながくなるので、明日に続きます。
市村三座の写メ日記
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感情をコントロールするって? | 1.感情をコントロールできている状態とは市村三座