眠れない時、「羊が1匹、羊が2匹…」と数えた経験はないですか?あれ、実は日本語だと意味を成さないものなんです。
眠れない時に羊を数えるということは、もともと欧米の民話「はてしない物語」に登場する内容です。王様が眠れない時、召使が単調に数字を数えることで、王様が眠くなっていったというものなんですね。そして「羊を数える」というのは、寝るという英単語Sleepと、羊という英単語Sheepが似ているということで、「羊が1匹、羊が2匹…」と数えているうちに羊(Sheep)が眠る(Sleep)という単語に変わっていくという、いわば言葉遊びなんです。
ままた、それを繰り返す時の呼吸のリズムでリラックスしやすい、などとも言われていますが、単調な作業であれば必ずしも羊でなくても良い気がします。
つまり、「羊が1匹、羊が2匹…」と日本語で数えても、それでは言葉遊びになりません。ただ先ほども述べた通り、単調に数字を数えることでリラックスし、眠りに誘う効果は期待… できるかも?