コピー機やプリンターで印刷する時、カラー、モノクロ(白黒)、グレースケールという3種類のモードが存在することが多いですよね。しかし、白黒とモノクロ、グレースケール、何が違うのでしょうか。
モノクロという言葉は「モノクローム」という言葉が略された言葉であり、「1つの色」という意味になります。つまり、必ずしも白黒を指すわけではありません。セピア調など、どんな色であっても1色しか使われていなければモノクロなんです。一般的にモノクロ印刷とは、黒と紙の白の2階調で色を分けています。
それに対して白黒とは、文字通り白と黒の2階調に分けられたものを指します。僕たちが一般的に使っているものは、モノクロよりも白黒と考えても良いでしょう。
それに対してグレースケールとは、白と黒の中間色であるグレーの濃淡を254階調で表しています。白黒やモノクロはどうしても2階調ですが、グレースケールの場合は表現豊かな印刷が可能になります。文字中心の資料ならば白黒やモノクロで問題ありませんが、イラストなどを使う場合はグレースケールの方がきれいに印刷できますね。