ドーナツと言えばおいしい揚げ菓子。穴が開いているからカロリーゼロ、なんて言われることもありますが、なぜドーナツには穴が開いているのでしょうか。
ドーナツそのものの起源は紀元前15世紀のエジプトにまで遡ります。紀元前15世紀にエジプトを統治した王、トトメス3世のお墓の壁画には、ドーナツを揚げる様子が描かれているんですよ。これが西ヨーロッパからインド、中国、アメリカへと伝わって、日本にやってきました。
そんなドーナツに穴が開いている理由には、諸説あります。記録上、穴の開いた揚げ菓子が登場してくるのは1847年。日本で言えば12代将軍徳川家慶の時代です。アメリカの船乗りハンソン・グレゴリーが航海中にもドーナツを食べられるようにと揚げ菓子に穴を開け、舵に突き刺して食べていたとこのこと。今でいえば、車のギアにドーナツを突き刺して食べながら運転している感じでしょうか。
また、当時のアメリカではクルミが載ったドーナツが主流だった(”dough"生地、"nuts"ナッツでドーナツと言われるようになった)のですが、クルミがなかなか手に入らなかったため、飾り代わりに穴を開けたとの説もあります。
しかし最も理論上違和感がないのは、「火が満遍なく通るように真ん中に穴を開けた」という説かもしれません。