どんな仕事でも同じですが、接客業をするにあたり、慎重さはとても大切だと思っています。「慣れる」ことは人間の大切な能力の1つですし、仕事に慣れていくことも大切です。しかし、慣れたが故に見落としが生じたり、自分の力を過信してしまったりすれば、それは失敗につながります。
例えば接客に慣れ、過信してしまえば、お客様が求めている物を提供できなくなる可能性もありますよね。お客様がNGだと言っていたことを忘れてしまうリスクもあります。慣れに依存するのは危険なんです。
それを避けるためにも、自分の仕事を直視すること、過信しないこと、とても大切なのではないでしょうか。「いつもできているから大丈夫」と思わず、今自分が何をしているのか、何をすべきなのか、そして何をするべきではないのかしっかりと認識すること。それこそが良い接客につながるのではないかと思うんです。
同時に、今の自分に満足しないようにしましょう。キャストの仕事は終わりがありません。いつだって新しい技術を身に付けようと思えばそれも可能ですし、新しい知識を入手し、お客様との会話に活かすことも重要なんです。