皆さん、わさびは好きですか?お寿司などに入ったわさび、あのつーんとした感覚、あの香り、最高ですよね。そんなわさびには「本わさび」と「生わさび」がありますが、その違いを知っているでしょうか?
まず本わさびというのは、「西洋わさびを使うことが多いチューブのわさびに対し、日本原産のものと区別するためにつけられた名前」なんです。ただし、日本原産と言っても国産のものは極めて少なく、輸入品であることが多いですけどね。また、本わさびが半分以上を占めていれば「本わさび使用」となりますし、半分未満であれば「本わさび入り」となります。
それに対して「生わさび」。これは「生の原料を使用している」ものになります。というのは、昔は粉わさびから作られた練りわさびが広く使われていたんですね。「生わさび」はそれと区別したもので、生のわさびをしっかりすりおろして作られたものなんです。
ちなみに、香りを楽しみたいなら「本わさび」、辛さを楽しみたいなら「生わさび」が良いそうですよ。お寿司には「本わさび」、薬味として使いたい場合は「生わさび」が向いているそうです。次にわさびを使う時、ぜひ意識してみてはいかがでしょうか。