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北條和馬の写メ日記

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北條和馬  (44)

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  • 缶入りのお茶の開発には10年かかった!?:缶のお茶が開発されるまでの課題
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    缶入りのお茶の開発には10年かかった!?:缶のお茶が開発されるまでの課題

    自動販売機と言えば、ふとした時に飲み物が買えるありがたい存在です。そんな自販機の代表と言えば、お茶なのではないでしょうか。しかし、実は缶入りの緑茶飲料が販売されたのは、1985年と意外に最近のことなんです。


     


    今となっては当たり前のお茶ですが、缶入りのお茶を開発するには10年かかったと言われているんですよ。お茶は、急須に茶葉を入れ、に出して飲むのが当たり前ですよね。しかし欧米化が進み、だいたい1975年を境に、緑茶を飲まない人が増えていってしまったんです。そこで伊藤園が、お茶の市場を活性化させようと、缶入りのお茶の開発に乗り出したんです。


     


    そんな中での大きな課題が、「缶にすると色が変わってしまうこと」「香りが変わってしまうこと」でした。緑茶は酸素に触れることで変色してしまいますが、缶を閉める時に残ってしまうわずかな酸素が、せっかくの緑茶の色を変えてしまうんです。伊藤園はこれに対し、缶を閉める時に窒素ガスを噴射し、酸素を追い出す方法を使ってこの問題を解決しました。


     


    また、缶を加熱殺菌すると焼き芋のような匂いが生じてしまう問題外指摘されていましたが、これに関しても、茶葉の組み合わせ、そしてお湯の温度を調整し、何とか解決したのです。


     


    このようにして、缶入りのお茶の開発には10年もの年月がかかりました。私たちが当たり前のように目にしているものは、決して「当たり前のように生まれたもの」ではないんです。そう考えると、ありがたいなと思いませんか?