普段、問題だとわかっていながら見て見ぬふりしてしまうことはありませんか?そうあるべきではないけれど、だからといって特に支障があるわけではないから、別にいいや、と見逃してしまっていることはありませんか?
そのような逸脱が常態化してしまっていること、そのようなルール違反が当たり前のようになってしまっていることを「逸脱の常態化」といいます。事故が起こる時などは、ほとんどのように「逸脱の常態化」が存在していると言っても良いでしょう。
例えば、何かやってしまっても怒られないから大丈夫、バレないから大丈夫、それによって自分には利益があるからやめられない、そんなこともあるかもしれません。しかしそのような状態が継続することによって、大きなトラブルにつながってしまう可能性もあるんです。
仕事をするにあたり、理由があるからルールが存在します。言い換えれば、ルールがあるということは、そこには事情があるんです。
そんなルールを守れる大人でありたいですね。