お寿司が好きな人も多いのではないでしょうか。お寿司と一言で言っても軍艦など、いろいろなものがありますが、巻き寿司も人気ですよね。巻きずしはどうやって普及したか知っていますか?
巻き寿司が誕生したのは江戸時代から1780年頃で、全国に広まっていったと言われています。最初は細長い木枠にご飯と具材を入れて、押し詰めて作っていた「棒寿司」から始まったとされており、ご飯の外に魚を巻いて作られていたそうですよ。ここから巻き寿司ができあがったんです。
そして、巻き寿司ができあがった背景には、様々な説があります。江戸時代は庶民文化が広まった時代でした。そこで粋な遊び心から生まれたのではないかとも言われていますし、冠婚葬祭や集まりの時に重宝されるようになり、それが広まったとの説もあります。見た目の豪華さが重視されるようになり、そこから太巻きが流行したとも言われていますね。
お寿司と言えば握り寿司が一般的ですが、巻き寿司も立派なお寿司の1つ。特に節分や桃の節句でも食べられる機会が多いですが、日本文化の1つとして、大切にしていきたいものです。