思い起こせばもう14年の年数が経とうとしていますが、2011年は東日本大震災が起こった年でした。その時、情報収集に役立ったSNSが何か知っているでしょうか?
実は、それこそが我々の使っているX、当時のTwitterだったんです。当時はまだLINEのサービスが始まっておらず、電話回線などが止まった後はTwitterが人々の役に立ちました。メディアなどの情報発信に勇気づけられた被災者も多く、被災者のSOSがTwitterで届けられ、助けられた命などもあったのだとか。各政党や省庁、自治体もTwitterを利用して情報発信を行っていました。
このように、Twitterは、当時は多くの人々に情報を届け、励まし、人々の声を届けていたんです。その後もTwitterは利用者を増大させていきました。もちろん同時にデマや不謹慎な投稿も注目されるようになり、社会的な問題にもなっていくわけですが、それでもSNSが社会になくてはならないものの1つになったと言えるでしょう。
私たちが毎日のように使っているXですが、良い方向で使っていきたいですよね。人を傷つけるツールとしてではなく、人を笑顔にするツールとして使えたらいいなと思います。